コラム

コラム

  • 戸建て住宅は「べた基礎」だったらOK?

    戸建て住宅は「べた基礎」だったらOK?

    戸建て住宅は、べた基礎であればすべて大丈夫なのかというと
    決してそういうわけではありません。

    まず、「べた基礎」と「布基礎」の違いをおさえておくと
    「べた基礎」は建物の下(敷地)の全体的・平均的に重さがかかるように、
    鉄筋コンクリートの基礎を打つ工法です。

    それに対して、「布基礎」は、
    格子状に建物の重さがかかるように施された工法となります。

    地耐力(ちたいりょく)は、それぞれ「布基礎」ですと、30KN/㎡~(キロニュートン)。
    昔でいいますと3トン以上の地盤の固さ(強さ)があれば、
    格子状であっても大丈夫とされています。

    「べた基礎」の場合は、20KN/㎡~。
    接地面積が広いということもあって、
    布基礎よりも少し弱い地盤であっても問題ないとされています。

    もし20KN/㎡よりも地盤が弱い場合には、どうなるのかというと、
    その際には、地盤に杭を打ったり、地盤改良の工事が必要となります。

    それぞれの基礎工法は、どちらが良いということではなく、
    地盤の強さや、その他の諸条件によって変わってきますので、
    一概に話すのには難しさがあります。
    専門家とよく相談して工事を進めていきましょう。

    基礎工事に関するご質問・ご相談は
    「マスダ建設株式会社」へ!

    お気軽にお問い合わせください。

  • 杭を打ち込む地盤改良~柱状改良と小口径鋼管杭~

    杭を打ち込む地盤改良~柱状改良と小口径鋼管杭~

    名前だけだとわかりにくい

    「柱状改良工事」「小口径鋼管杭工事」
    どちらも、その名前だけを見ても、なかなか工事をイメージしにくいのですが。
    ざっくりというと、「杭を打つ」という工法です。

    柱状改良工事では、コンクリートの杭を、
    小口径鋼管工事では、鉄のパイプのような杭を、
    それぞれ用いて行っていきます。

     

    柱状改良工事について

    柱状改良工事で使う杭は、普段私たちが道を歩いていて見かける電柱のようなものを
    現場に運んで埋め込むのかというと、そうではありません。

    現場において、コンクリートを作りながら打っていきます。
    穴を掘りながら、コンクリートを並行して作り、
    流し込んで固めて杭にします。

    地盤改良工事において、一般的で多く採用される工法が
    この柱状改良です。

    小口径鋼管杭工事について

    いっぽう、鋼管杭というのは、鉄のパイプのようなものを
    いちばん深いところ(堅固支持層)に埋め込んで
    そこで支えるという工法になります。

    パイプの太さによって地盤改良工事に属するのか
    杭工事に属するのかという、専門的にはジャンルの違いがあり、
    地盤改良工事では、細いパイプを使用するために
    このような名称となっています。

     

    費用の目安

    両方の工事とも、費用は似たようなところで、
    あくまでも目安ではありますが、70~100万円程度が一般的とかんがえられています。
    (※土地の条件などによって必要な作業は異なりますので、この目安はあくまでも参考です)

    このふたつの工事の違いを挙げますと、
    杭を打ち込む深さに違いがあります。

    小口径鋼管杭工事では、打ち込み杭は、堅固支持層(岩盤のような部分)まで
    打ち込む必要があるのですが、
    柱状改良工事では、必ずしも園までの深さまで達しないとならないとはかぎりません。
    柱状改良では、そこまで届いていなくても良いケースも多く、
    良好な地盤で、一定の長さがあれば、そこで支えることができるというのが
    この工法で多く見られるケースです。




    地盤改良工事は、どの工法が適しているのかは、
    その土地の条件によって、一つ一つケースが異なります。
    家を建てる専門の会社と十分な相談をすることが大切です。


     

     

     

     

     

  • 地盤改良工事の基礎知識~表層地盤改良とは?~

    地盤改良工事の基礎知識~表層地盤改良とは?~

    戸建て住宅を建てるとき、土地の地盤があまり強くない場合には
    「地盤改良工事」をおこなわなければなりません。

    地盤改良工事には、いくつかの種類に分けられます。



    ①表層地盤改良工事(ひょうそうじばんかいりょうこうじ)

    ②柱状改良工事(ちゅうじょうかいりょうこうじ)

    ③小口径鋼管杭工事(しょうこうかんくいこうじ)

     

    家を建てるお客様に選んでいただけるものか?というと
    土地の条件や、状態など、さまざまな兼ね合いを考慮して
    その地盤にふさわしい工事をおこなう必要がありますので、
    なかなか選びにくいのではないかと思います。

    今回は「①表層地盤改良工事」についてお話していきます。

    表層地盤改良工事は、おもに、
    軟弱な地盤の土の深さ(層)があまり暑くないときに使える工法です。
    柔らかい土を取り出して、コンクリートなどと混ぜ合わせ、
    そして再び埋め戻して強い地盤にしていきます。

    あまり深く掘らなくても良いので、費用面においても
    比較的抑えることができる工事です。
    諸条件によって費用は変わりますが、
    だいたいの目安としては30万円から50万程度といったところでしょうか。

    層の厚さについてですが、
    あまり深くないというのは、いったいどれくらいのことなのか?
    と思いになると思います。

    だいたい1.5メートル以内が、表層地盤改良工事の目安です。
    深さが2~3メートルでも、工事自体は可能です。
    しかし、土を掘る部分が多くなることや、
    埋め戻す作業にも手間が増えるにしたがって、
    工事の費用は高くなってしまいます。

    場合によっては、「柱状改良工事」や「小口径鋼管杭工事」のほうが
    適しているケースも多くあります。

    基礎工事に関するご質問・ご相談は、
    「マスダ建設株式会社」へ!

    どうぞお気軽にお問い合わせください。

  • 建設リサイクル法と基礎工事

    建設リサイクル法と基礎工事

    昨今、春夏秋冬に違和感を持つという話題も少なくありませんね。
    夏は耐えづらいほどの猛暑となりますし、
    冬は冬で、以前のような厳しい冷え込みも、
    さほど訪れないような程度ですんでいます。

    地球温暖化の影響なのでしょうか。
    各メディアで懸念の声も上がっていますが、
    建設・建築業界は、省エネルギーやエコの観点について、
    法的にさまざまな定めが作られています。

    扱う資材の大きさも、数量も、規模の大きい場合が多いので、
    少しでも無駄な使いかたを慎みながら、
    環境にやさしく工事を進めてゆかなければなりません。

    令和時代は、環境により配慮する時代となりそうです。

    さて、環境にやさしい工事と基礎工事。
    関係なさそうに見えますが、無関係ではありません。

    基礎工事で使われる木製の型枠について、
    国土交通省から施行された「建設リサイクル法」のなかで
    再資源化についての定義が触れられています。
    (※詳しくは「2条関係」)

    「建設リサイクル法」の質疑応答集を見つけました。
    そちらを少しご紹介したいと思います。

    Q、伐採木やコンクリート型枠、梱包材などは分別解体等・再資源化などの対象となるのか?

    A、法第2条第1項において、建設資材とは「土木建築に関する工事に使用する資材」と定義されており、伐採木、伐根材、梱包材等は建設資材ではないので、建設リサイクル法に よる分別解体等・再資源化等の義務付けの対象とはならない。
      また、特定建設資材のリース材(例えば木製コンクリート型枠等)については、工事現場で使用している間は建設資材であるものの、使用後リース会社に引き取られる場合は、 建設資材廃棄物として排出されるものではない。このため、対象建設工事となる工事現場から直接廃棄物として排出される場合は、分別解体等・再資源化等が必要であるが、リース会社から廃棄物として排出される場合は、分別解体等・再資源化等の義務付け対象とはならない。なお、分別解体等・再資源化等の義務付け対象とならないものについても、廃棄物処理法の規定に従って適正な処理が必要である。


    弊社も、環境に配慮した工事と、適正な再資源化に取り組んでまいります。

    住宅の基礎工事に関するご質問・ご相談は
    「マスダ建設株式会社」へお気軽にどうぞ!


  • レディーミクストコンクリート

    レディーミクストコンクリート

    建築基準法では、建物の基礎や柱、梁などの主要な構造部に使用するコンクリートは
    日本産業規格(JIS規格)に適合するもの、
    国土交通大臣が定める技術的基準に適合するもの、
    これらのうちいずれかを用いることと定められています。

    一般的に、建築物のほとんどで使用されるコンクリートは、
    前者のJIS規格に適合するコンクリートで、
    「レディーミクストコンクリート」いい、
    通称では「生コン」とも呼ばれています。

    レディーミクストコンクリートの種類は、
    次の条件によって定められています。

    ・コンクリートの種類
    ・粗骨材の最大寸法
    ・スランプまたはスランプフロー、呼び強度の組み合わせ

    スランプフローとは、
    スランプコーンを引き上げたあとの
    コンクリートの底面の直径で表します。
    直径が大きいほど流動性の高いコンクリートとなります。

    呼び強度とは、強度区分に応じた製品の呼び名のことで、
    実際の圧縮強度とは異なります。

    コンクリートの品質は、現場に到着した時点のもので決まります。
    もし、品質基準を満足しない場合には、生コン工場へ返却することができます。

    住宅基礎工事に関するご質問・ご相談は
    「マスダ建設株式会社」へ!

    どうぞお気軽にお問い合わせください。

     

  • べた基礎のシロアリ防除

    べた基礎のシロアリ防除

    シロアリは、土とフンで固めた蟻道(ぎどう)を作って、
    あらゆるところから建物内に侵入します。

    ・配管内(上下水管)
    ・配線
    ・タイルやコンクリートのすき間や亀裂
    ・玄関の戸枠・扉サッシ
    ・ウッドデッキ、濡れ縁、物置、廃材など

    また、そのほかには、べた基礎の立上りの継ぎ目となる「セパレーター」からも
    侵入するケースが見られます。
    (※セパレーター・・・基礎の型枠に使用される金具のこと)

    シロアリの防除は、薬剤を用いて行いますが、
    その方法はいくつかあります。

    ①液剤施工
    ②ベイト工法 (シロアリの巣ごと全滅させる方法)
    ③テクノガード工法 (薬剤を混ぜた樹脂と硬化剤を、床下全体へ散布する方法)
    ④粒剤施工 (床下の基礎際に盛り積みをする方法。粒状で、薬剤成分が床上にあがる心配がない)
    ⑤防蟻防湿シート(床下基礎内にシートを引き込む方法)

     

    薬剤の種類や施工方法は、お住まいに合ったもので行うことをお勧めします。
    専門業者に相談すると、安心で手間がかかりません。

    住宅の基礎工事に関するご質問・ご相談は
    マスダ建設株式会社へ!

    どうぞお気軽にお問い合わせください。

     

     

     

  • 地中の埋設物には注意が必要です

    地中の埋設物には注意が必要です

    土地を購入し、新築住宅を建築するとき、
    注意していただきたいことがあります。

    ごくまれにではありますが、
    新しい建物の基礎工事で根切りをすると、
    解体工事で発生したときの廃材が埋まっている場合があります。

    ごくまれにではありますが、
    残念ながらゼロではないのです。

    解体工事で発生した廃材が適正に処理されていないということになるのですが、
    解体工事後の見た目には、わかりにくいところでもありますので、
    後になってから気づくという場合もあります。

    基礎を支える地盤については、
    そういった解体工事による問題を抱えてしまわないように
    じゅうぶんな注意が必要です。

    既存の建物を撤去し、
    更地にするための解体工事にもし立ち会えるならば

    「搬出するべきものは場外へ移しているかどうか?」

    「穴に廃材を投入していないか?」

    を注意しておくことをお勧めします。。


    見えなくなる部分だからこそ、工事前・工事中・工事後の確認が大切です。

    注文住宅をはじめとして、
    住宅の基礎工事に関するご質問・ご相談は
    千葉県野田市にある「マスダ建設株式会社」へ!

    どうぞお気軽にお問い合わせください。

     

     

     

  • DIYの基礎工事はプロにお任せください!

    DIYの基礎工事はプロにお任せください!

    最近はDIYの人気から、山奥のポツンとした環境で自分で家を建てる、自宅の庭や空いている敷地にDIY用の小屋や物置を建てるという人も多いようですが、建築基準法では、6畳以上の建築物については建築確認が必要になります。(条件によっても異なるケースがあるので、必ずご確認ください)

    DIY上級者になると、実際に建築物を建てることができてしまう、リフォームもできてしまうという人もいらっしゃるかと思います。

    もし、基礎工事が必要になる建築物を建てられる場合、住宅の安全性を高めるために、基礎工事は、当社のようなプロの住宅基礎工事を行う基礎業者への依頼をおすすめします。

    基礎工事はただ練ったコンクリートを流してガタつかず、水平を保てれば良いというものではありません。地面自体の高さに狂いはないか、地面が平らになっているのかを正確に確認していかなければ、基礎工事の上に建てる建築物に歪みや負荷がかかってしまいます。

    こういったことからも、DIYを楽しむためにも、ご自分で作った建築物の耐用年数を高めるためにも、基礎工事は我々のようなプロにお任せください!

  • 基礎工事のことなら、マスダ建設株式会社にお任せください!

    基礎工事のことなら、マスダ建設株式会社にお任せください!

    マスダ建設では、千葉県、埼玉県、茨城県のエリアを中心とした住宅基礎工事を行っております。当社では、主に建物の真下部部分の全てに鉄筋コンクリートを用いた基礎で施工するベタ基礎と、部分的な布基礎の業務で、多くの作業経験がございます。

    住宅基礎の経験があって、スピード感のある早い作業をしてくれる基礎業者であればどこでもいい、とにかく早くやってもらいたい!こんなご要望のある業者様、「どこでもいい」から「早くて技術力のある業者にしてよかった!」と思っていただける、スピーディーかつ圧倒的な技術力のあるマスダ建設の住宅基礎工事をお選びください!

    技術力に関しましては、当社は千葉県を中心としたエリアで注文住宅や建売住宅の住宅基礎工事で数多くの実績がございます。

    丁張りから、掘削、砕石敷き、鉄筋の組み立て作業、コンクリート打設まで、基礎工事のスペシャリストが丁寧な作業を行います。

    住宅の基礎がしっかりしているからこそ、安全な住宅を提供することができます。

    マスダ建設へのご用命をスタッフ一同心よりお待ちしております!

    何かご不明な点などございましたらお気軽にお問い合わせください。

  • 基礎工事を行うにあたって、私たちはこんな技能講習を受けていますよ

    基礎工事を行うにあたって、私たちはこんな技能講習を受けていますよ

    弊社では、基礎工事を業務として行っておりますが、基礎工事を行う上で必要な技能講習というものがあります。建設業の工事を行うにあたっては、場合によっては重機等を動かして作業を行うことが求められますので、スタッフはいくつかの技能講習を受けることがあります。そこで、今回は基礎工事を行うにあたり私たちがどのような技能講習を受けているのかについてお伝えできればと思います。

    例を挙げますと、主なものとしては、「小型移動式クレーン」、「玉掛け」、「車両系(整地)」といったものがあります。例えば、クレーンを動かすにも何も経験がなければ動かすことは極めて難しいものです。ある程度練習をしまして慣れておかないと現場では全く役に立ちません。基礎工事完成のための様々に要求される作業を行うためにも私たちはこうした技能講習に励んでいるという訳です。

    マスダ建設株式会社は、千葉・埼玉を中心に注文住宅・建売住宅などのべた基礎・布基礎に対応した住宅基礎工事を行っております。確かな技術力・スピード・安心安全をモットーに丁寧にお仕事をさせて頂きますので、些細なことでもお気軽にご相談ください。